必要な環境は既に入っているので、セットアップに必要な作業は少なくて済みました。
動かすまでにやったことを書き記しておきます。
pegrecサイトのインストール前準備を参考に、環境整備
以下の作業は全部waveユーザで行なっています。root絡みはsudoで実行です。
/root/task/epgdump を/usr/local/binにコピー/root/task/ffmpeg を/usr/local/bin にコピー
/root/task/tsrec2 を /home/wave/bin にコピー (中身はrecfsusb2nのようです)
全部/usr/local/binでもいいけど、terec2はデバイス依存ツールなので分けました。
/etc/at.deny/www-dataを削除とあるが、wavecastでは、apacheがwaveユーザで動いているので削除せず。逆に、waveユーザでatが実行できるように、/etc/at.allowにwaveを追加。
/root以下は一般ユーザからはアクセス出来ないようになっているので、
sudoで実行するか、一度パーミッションをゆるゆるにしてから行う感じでしょうか。
自分は後者でした。作業後はパーミッションを元に戻しておきましょう。
epgrecインストール
pegrec-2010322.tar.gz をダウンロードして、/home/wave/epgrec に展開する
$ sudo ln -s /opt/lampp/htdocs/epgrec /home/wave/epgrecで、/epgrecでWEBアクセスできるようにする。
以下のサブディレクトリのパーミッションを設定する
$ sudo chmod 777 cache template_c video thumbs settingsconfig.php.sample => config.php にコピーして受信可能なチャンネルだけにする。
do_record.sh.sample をひな形に適当に do_record.sh を作成する。
テスト中の録画コマンドは、
/home/wave/bin/tsrec2 --b25 $CHANNEL $DURATION $OUTPUT 0だけでいいんじゃないかな。
$ CHANNEL=27 DURATION=10 OUTPUT=/home/wave/epgrec/video/TEST.ts do_record.shってやって録画されることを確認する。
epgrecセットアップ
http://(wave-cast-url)/epgrec へアクセス。WEBベースのセットアップが始まる。
- step1
- ディレクトリパーミッションチェック。OK。
- step2
- MySQLデータベースを新たに作るのは面倒なので既存のものを設定
- ここに直接書くのはいかがなものかと思うので・・・
- /root/task/vidchlget3.py などを参照して、MySQLdb.connect()のところから、user,passwd,dbを設定する
- その他、保存先、プログラムパスなどを適当に設定
- step3
- チューナ設定。適当に設定。
- step4
- 確認ページ。間違ってなければ次へ
- step5
- EPG初回番組表取得 getepg.phpが実行される
getepg.php 失敗
ここまで順調だったが、ここでつまずいた。スクリプトがphpを /usr/bin/php にあると期待しているが、wavecastは、xamppでセットアップされているので /opt/lampp/以下に入っている。
$ sudo ln -s /opt/lampp/bin/php /usr/bin/phpでリンクして実行できるようにした。
phpスクリプト内のパスを/opt/lampp/bin/php に変更してみたが、セグメントフォールトになった。
php5をインストールして実行してみたが、(多分mysqlの設定絡みで)正常に動かなかった。
このような対処は後々面倒なのでやめよう。
これでEPGRECのWEBページが出ました。
cronの設定
最後に、ドキュメント通りの手順で、epgrec/cron.d/getepg 内の記述を
0 5 * * * wave /home/wave/epgrec/getepg.phpに書き換えて/etc/cron.dにコピー。getepg.phpをwaveユーザ権限で毎日5時に実行ってこと。
稼働!
一応、これだけで最低限の動作は確認出来ました。epgrec いいですね。感謝!
次回は、実際の運用で色々手を加えたことを書いてみようと思います。
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