maix_train は何とか動いたけれど結果が0,1しか出ないのはやはりつまらないです。
探してたら、MaxiPy_scripts に1000クラス分類できるやつあるじゃないですか。
この中の machine_vision/mobilenet_1000_class です。
ただ、ここには本体はなく説明だけです。目当てのkmodelは、説明にある通り https://dl.sipeed.com/MAIX/MaixPy/model に mobilenet_0x300000.kfpkg が入っているのでダウンロードします。
これをkflashで焼いて使うわけですが、でかいのでファームをminimunにして、GCヒープサイズも半分の256kbにしろとドキュメントには書いてあります。動くんでしょうけど、それは辛いです。。そこで kpu.load()ではなく、kpu.load_flash()なら動くんじゃないかな?と試してみました。
ダウンロードした mobilenet_0x300000.kfpkg をただ焼いても動きません。
ここがポイントです!
load_flash()はメモリーにロードすることなくkpuが直接モデルのアドレスを見に来るようにするものらしいので、モデルデータをビッグエンディアンに変換しておく必要があります。
まずこのkfpkgをunzipで解凍します。すると flash-list.json と m.kmodel が得られます。
このm.kmodelをビッグエンディアンに変換します。
$ ../model_le2be.py m.kmodel
いきなり出てきたmodel_le2be.pyですが、MaixPy_scripts/machie_vision に入っているスクリプトです。これを実行すると m_be.kmodel が作成されます。
で、flash-list.jsonのbinをm_be.kmodelに書き換えて、zipしてkfpkgにしてkflashします。
手作業でこれを何度もやるのが辛かったので、簡単なfpkgツクールスクリプト kfpkg.py 書きました。
で、flash-list.jsonのbinをm_be.kmodelに書き換えて、zipしてkfpkgにしてkflashします。
手作業でこれを何度もやるのが辛かったので、簡単なfpkgツクールスクリプト kfpkg.py 書きました。
import sys
import json
import zipfile
MODEL_LOAD_ADDRESS = 0x300000
FLASH_LIST_JSON = '{"version":"0.1.0","files":[{"address":0,"bin":null,"sha256Prefix":false}]}'
def kfpkg(fname):
f = json.loads(FLASH_LIST_JSON)
f["files"][0]["address"] = MODEL_LOAD_ADDRESS
f["files"][0]["bin"] = fname + ".kmodel"
j = json.dumps(f, indent=2, separators=(',', ': '))
n = fname + ".kfpkg"
print(n)
with zipfile.ZipFile(n, "w", compression=zipfile.ZIP_DEFLATED) as z:
z.writestr("flash-list.json", j)
z.write(f["files"][0]["bin"])
kfpkg(sys.argv[1])
$ python kfpkg.py m_be一発で m_be.kfpkg を作ってくれます。そしたらこれを kflash します。
maixPyコードは以下のようなシンプルコード
import sensor
import KPU as kpu
import gcgc.collect()
sensor.reset()
sensor.set_pixformat(sensor.RGB565)
sensor.set_framesize(sensor.QVGA)
sensor.set_windowing((224, 224))
sensor.set_hmirror(False)
sensor.set_vflip(False)
sensor.run(1)
model = kpu.load_flash(0x300000, 1, 0x4000, 60000000)
while(True):
img = sensor.snapshot()
fmap = kpu.forward(model, img)
plist = fmap[:]
pmax = max(plist)
max_index = plist.index(pmax)
print("%.2f : %d" % (pmax, max_index))
これでほぼ準備は整いました。
ファームは maixpy_v0.6.2_57_gae955b706_m5stickv.bin を使いました。フル機能ファームってことです。だめでした。メモリ不足エラーが出ました。そこで、
model = kpu.load_flash(0x300000, 1, 0x4000, 60000000)
を
model = kpu.load_flash(0x300000, 0, 0x4000, 60000000)
に変更task=kpu.load_flash(model_addr, is_dual_buf(0/1), batch_size, spi_speed)
- model_addr: flash addr store your model, note, you need flip the model endian, use convert_le.py to convert normal model. and only support V3 model now.
- is_dual_buf: 0, single buf, use less ram and slower speed; 1, dual buf, more ram and faster speed.
- batch_size: when choose dual_buf, you need set load batch_size, suggestion value is 0x4000~0x10000, you can test out best value for your model.
- spi_speed: when use flash runner, we will temporary set flash to high speed mode, set the spi speed you want. the value should <= 80000000
ちなみにファームを minimum_with_ide_support.bin にすればダブルバッファでも動きました。
パフォーマンスの違いはちゃんと調べてないけれど、体感ではそんなに大きく変わらなかった。
これで、M5StickCと繋げればちょっと楽しくなるかな。
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